スキー場にはたくさんの仕事があり、大きいところでは1000人ほどのスタッフが働いています。募集内容を見てももちろん全て英語。具体的にどういったことをするのかを日本語に直して説明します。
部署
私が働いているルアペフスキー場を例に挙げます。
- Customer relations
- Lift operations
- Field operations
- Maintenance
- Food and Beverage
- Snow sports
これらが部署名で、この中から細々と分類されます。
Customer relations
スキー客への接客の仕事
- チケット係
- ショップ販売員
- スキーレンタル係
- 宿の管理係
チケット係は落とし物や問い合わせも兼ねているところが多いです。また、ベースタウンにオフィスがあるスキー場はベースタウンでのフロントデスクの仕事もこの種類に属します。
Lift operations
スキーリフトに関する仕事
- リフト係
- メカニック
どこのスキー場もLiftyと呼ばれるリフト係はたくさんの人を必要とします。寒い中での仕事なので肉体仕事ではありますが、スキー場の花形の仕事です。リフト降りばの雪をならしたり、雨の中で、一日中立ち仕事だったりとハードな仕事です。ルアペフでは De Ice と呼ばれるリフトに登り、アイスを砕くという仕事もあります。通常のLiftyよりも給料が良いです。
Field operation
ベースキャンプからスキーエリア前までの仕事
- バスドライバー
- 駐車場管理
- チケットチェック
これらも寒い中での仕事です。Liftyと同じ分類にされているスキー場もあります。ですので、少ない人数しか雇わないスキー場やシーズン終わりころは何でもすることになります。
Maintenance
名前の通りスキー場の管理の仕事
- パトロール
- 人工雪を作る係
- グルーマー
- パークを作る人
夜から朝方の仕事で、高時給。日本のパトロールと違ってけが人を一人で運びます。経験がないとまず働けません。女性でも活躍できる仕事なのでスキルのある人はぜひ挑戦してみてください。
Food and Beverage
カフェの仕事
- シェフ
- シェフ見習い
- ホールスタッフ
- バリスタ
- 食材をカフェまで運ぶ係
カフェでの仕事が日本人にとっては一番馴染みやすいのではないかと思います。キッチンでの経験があればキッチンハンドと呼ばれるシェフ見習いの仕事、FOHと呼ばれるホ-ルスタッフやディストリビューションと呼ばれる食材を各カフェに運ぶ仕事も、英語が苦手でも挑戦しやすいと思います。バリスタは多少時給が高いです。
Snowsports
インストラクター
- スキーインストラクター
- スノーボードインストラクター
日本の資格とニュージーランドの資格は違います。免許がない場合も雇ってはくれますが、見習いとして格下扱いになります。またギアは全て持参、ヘルメットももちろん必要ですので渡航する前から準備をしなければなりません。時給はほとんどが歩合制です。
次回はスキー場で働く特典をお話しします。